今回のテーマは
地域循環共生圏
地域の資源を、環境に配慮された持続可能なかたちで循環させる自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて補完し支えあう考え方のこと。環境に負荷を与えない地方経済の発展、環境社会の保全と活用が実現できれば、地域の活力が最大限に発揮され、よりよい街づくりが可能になるのです。
グッドライフアワード
環境省が提唱する、「地域循環共生圏」の理念を具現化する「グッドライフ」な取り組みの認知を広げるためのプロジェクト。
環境と社会にとって良い活動を行う企業や学校、NPO、自治体、地域コミュニティなど様々な団体が受賞しています。
Pick UP!
株式会社みんなの奥永源寺
奥永源寺地域の活性化のため、「政所茶」「木地師発祥の地」「紫草(ムラサキ)」「鈴鹿10座」をテーマに、体験ツアーの開催や特産品の開発などを行う。特に無農薬有機栽培の「紫草」の活用で注目を集める。
TEL:0748-56-1194/東近江市君ヶ畑町844
公式HPはこちら>>
わが社の取り組み
1. 絶滅危惧種「紫草」の保存
2.耕作放棄地の活用
3.地域との連携
4.社会派化粧品の開発
自然豊かな奥永源寺の贈りもの 希少な“ 紫根 ”で地域を活性化
東近江市の市の花である「紫草(ムラサキ)」は、古くは万葉集にも登場し、染料としても利用されていた。現在は絶滅危惧種に指定されているが、地域の人々の協力を得て耕作放棄地を活用し、種の保存に取り組んでいる。こうした持続可能な環境社会実現への取り組みが評価され、「第6回環境省グッドライフアワード サスティナブルビジネス賞」を受賞。
オーガニックな社会派化粧品で持続可能な循環型社会の形成を目指す
「MURASAKInoORGANIC」に必要な「紫草」は、地元住民が栽培したもの。今後は、オーガニックな社会派化粧品の提供や地域の環境整備を通じて、新たな雇用と地域の活力を生み出し、奥永源寺の魅力をより多くの人へ発信したいと考えているそう。
実はコレ、SDGs とも関係してる
「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットで決められた、国際社会共通の目標のこと。
「都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする」ことを目的とした開発目標のひとつ。