「京滋中小企業応援ファンド」組成のお知らせ

2025年4月3日

お知らせ全般お知らせ

令和7年3月27日(木)、当協会は、京都府・滋賀県内地域金融機関、京都信用保証協会、株式会社リサ・パートナーズ、中小企業基盤整備機構と共同で、官民一体となって地域中小企業を支援する『京滋中小企業応援ファンド投資事業有限責任組合』を組成しました。

 

本ファンドは、物価高の長期化や新型コロナウイルス感染症の影響による経営環境の悪化を背景として、過剰債務等により経営状況が悪化しているものの、本業には相応の収益力があり、財務改善や事業見直しにより再生可能な京滋地域の中小企業を主な対象に、中長期的に金銭債権や株式等の保有や金銭の貸付等を行い、財務の再構築等を図るとともに、継続的な経営支援を行うことで、中小企業の再生を支援します。

 

京滋地域においては、本ファンドが初の官民一体型の中小企業再生ファンドになるとともに、京都府と滋賀県といった2つの地域の金融機関、信用保証協会、さらには中小企業活性化協議会が連携して中小企業の再生を支援する、新たな取り組みです。

今後も、関係機関の皆様との連携を強化しながら、地域と中小企業者の再生支援に取り組んでまいります。

 

なお、本ファンドの運営は、株式会社京滋リバイタル(株式会社リサ・パートナーズの連結子会社)が行います。

京滋中小企業応援ファンドの概要

名称 京滋中小企業応援ファンド投資事業有限責任組合
設立 令和7年3月27日

ファンド形態

投資事業有限責任組合

ファンド総額

2,000百万円

期間

令和7年3月27日~令和17年3月26日

ファンド出資者

株式会社滋賀銀行、株式会社京都銀行、株式会社関西みらい銀行、京都中央信用金庫、京都信用金庫、京都北都信用金庫、滋賀中央信用金庫、長浜信用金庫、湖東信用金庫、滋賀県信用組合、京都信用保証協会、滋賀県信用保証協会、中小企業基盤整備機構、株式会社京滋リバイタル

投資対象

物価高の長期化や新型コロナウイルス感染症の影響による経営環境の悪化を背景として、過剰債務等により経営不振となっているものの、優良な経営資源を有するなど再生が期待しうる京滋地域内の中小企業