名古屋高速道路公社発行の「ソーシャルボンド」の購入およびSDGsへの取り組みについて
2024年10月1日
滋賀県信用保証協会は、このたび、名古屋高速道路公社(以下、「同公社」という)が発行するソーシャルボンド(愛知県・名古屋市折半保証第178回名古屋高速道路債券)、以下「本債券」という)を購入することを決定しました。
「ソーシャルボンド」とは、社会的課題の解決に資するプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調達のために発行される債券のことです。
本債券は、第三者評価機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)からICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)が定義するソーシャルボンド原則2021に適合する旨、及び金融庁ソーシャルボンドガイドライン(2021年版)に適合している旨の外部評価を取得(2022年10月13日)しております。
本債券の発行による調達資金は高速道路の新設・改築および維持・管理に係るファイナンスまたはリファイナンスに充当され、同公社は「高速道路の新規建設・改良工事」、「高速道路の維持管理及び長寿命化対策」といった高速道路事業を通じて、「経済活動の広域化・交流人口の拡大」、「道路構造物の高齢化」、「巨大地震リスクの高まりと気象災害の激甚化」、「お客様ニーズの多様化・高度化」といった社会的課題の解決に貢献しております。また、これらの取り組みは国連の持続可能な開発目標(SDGs)にも合致するものと考えられます。
当協会は、令和6年4月策定の「SDGsアクションプラン」にもとづき、信用保証の供与や経営支援を通じて、中小企業者の皆さまの企業価値向上を目指すとともに、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
今後も適切なリスク管理のもと、本債券をはじめとしたSDGs債(グリーンボンド・ソーシャルボンド等)の購入を継続的に実施するとともに、中小企業支援機関としての事業活動を通じ、「経営課題」・「社会課題」・「環境課題」への取り組みを進めてまいります。
以 上