中小企業の課題解決に取り組む4機関連携会議を開催しました
2024年6月11日
令和6年4月より当協会を事務局として、滋賀県中小企業活性化協議会、滋賀県よろず支援拠点および滋賀県事業承継・引継ぎ支援センターの4機関で、県内中小企業者が抱える課題に対する効果的な経営支援の実現に向け、各機関の取り組みやノウハウ等、衆知を結集して課題の解決にあたれるよう、月1回の定期的な意見交換の場を設けることとしました。
当会議は、令和3年11月に滋賀県中小企業活性化協議会(当時は、滋賀県中小企業再生支援協議会)と当協会の2機関でスタートし、令和4年12月には滋賀県よろず支援拠点が加わりました。令和6年4月から、新たに滋賀県事業承継・引継ぎ支援センターが参加し、4機関の連携促進のための会議としてスタートしました。
令和6年5月21日(火)には、近畿経済産業局から4名と中小企業基盤整備機構から5名の計9名の方にオブザーバーとしてご参加いただき、より良質な経営支援を提供するための具体的な連携方法について、様々な観点から意見交換を行いました。
今後も月1回の定例会議を通じて連携を深化させ、お互いの強みを活かすことで、県内中小企業者が抱える経営課題の解決に取り組んでいきます。
当協会では、単に資金繰り支援にとどまらない、一歩先を見据えた早期の経営改善・事業再生・再チャレンジ支援に取り組むため、従来の「経営相談チーム」を格上げし、経営支援部内に「経営相談課」を新設しました。同課では、信用保証をご利用いただいているお客さまの様々な経営上のお悩みに対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
また、それぞれが連携して支援を行う3機関には、経営課題を解決するにあたりそれぞれの強みがあります。必要に応じてご相談ください。
【滋賀県中小企業活性化協議会】
「中小企業の駆け込み寺」として、県内中小企業の経営改善、事業再生、金融調整など経営上のさまざまな課題解決を支援する公的機関です。
【滋賀県よろず支援拠点】
売上拡大や経営改善等の経営課題の解決に向けて一歩踏み込んだ専門的な提案を行い、相談内容に応じた適切な支援機関の紹介、経営課題に対応した支援機関との相互コーディネートを提案する公的機関です。
【滋賀県事業承継・引継ぎ支援センター】
親族内や従業員への承継や第三者への引継ぎなど事業承継に関するあらゆる相談に対応するため、中小企業診断士や税理士、金融機関出身者などの専門家が常駐している公的機関です。